恒星間ボトルメール

Interstellar Message in a Bottle

『Rで学ぶ統計的データ解析』斜め読み

www.kspub.co.jp

『Rで学ぶ統計的データ解析』を図書館から借りてきた。今回はこれをななめ読みする。

目次

タイトル 内容
1 準備:Rの操作 Rの基本
2 データの可視化と要約 1変数の可視化と要約・2変数の可視化・要約
3 回帰分析(1) 単回帰モデルと重回帰モデル
4 回帰分析(2) 3章の補足
5 判別分析 フィッシャーの線形判別分析。これは教師あり学習
6 ロジスティック回帰モデル ロジスティック回帰モデル
7 単純な規則に基づく判別モデル 決定木、インデックスモデル
8 主成分分析 次元圧縮
9 クラスター分析 これは教師なし学習
10 ブートストラップ法 データの複製を行い、統計量の変動を把握する。
11 Rを用いたシミュレーション:数理統計学を「実感」する Rによるシミュレーション

Let's 流し読み

1章と2章はRの基本、記述統計の基本である。

3章から7章は広い意味で教師あり学習、8章と9章は教師なし学習を扱う。3章と4章の回帰分析は目的変数が量的変数である一方、5章から7章は目的変数が質的変数である。

10章と11章はぞれぞれブートストラップ法とシミュレーションであり少々毛色が異なる。

いずれの章でもまず手を動かしてRコードを書いて、その次に数理的側面を理解するという流れをとっている。

書誌情報

  • 林賢一著 下平英寿編『データサイエンス入門シリーズ Rで学ぶ統計的データ解析』(講談社、2020年)