『医者からもらった薬がわかる 実用ガイドブック』第14症「こころの病気」を参考にして抗うつ薬・ADHD治療薬に関するツイートを集めました。
今日のお薬
商品名 | 一般名 | 分類 | 主な適応 |
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パキシル | パロキセチン塩酸塩 | 選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI) | うつ病 |
ジェイゾロフト | セルトラリン塩酸塩 | 選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI) | うつ病 |
トレドミン | ミルナシプラン塩酸塩 | セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤(SNRI) | うつ病 |
レクサプロ | エスシタロプラムシュウ酸塩 | 選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI) | うつ病 |
ストラテラ | アトモキセチン塩酸塩 | 選択的ノルアドレナリン再取り込み阻害剤 | ADHD |
インチュニブ | グアンファシン塩酸塩 | 選択的α2Aアドレナリン受容体作動薬 | ADHD |
Tweets
パキシル
パキシルの代わりにこれでいい気がしてきた。 pic.twitter.com/QHz6w2STk6
— Takashi SASAKI 佐々木隆志 (@TakashiSasaki) June 13, 2021
ジェイゾロフト
ジェイゾロフト減薬して1ヶ月くらい経つんですが、完全におちんちんが10代の時のパワーを取り戻しており、加齢じゃなかったんや…ジェイゾロフトが悪かったんや…と滂沱の涙を流している。
— 小山晃弘(狂) (@akihiro_koyama) April 2, 2020
トレドミン
抗うつ薬をトレドミンにしてから、生活がガラッと変わった。飲み始めて2週間が経つと、今までどうしても取れなかった倦怠感が無くなり、毎日散歩や勉強、お仕事ができるようになった。またそういったリハビリを続けていくうちに鬱々とした気分や張り詰めた緊張感、不安感から解放された。
— まるぴ | うつ病でも諦めない (@F_maruP) June 10, 2021
レクサプロ
うつ病が再燃して約6ヶ月。断薬してたSSRIレクサプロを再開して思うのは…自分にはやはりすごく合ってる。副作用が弱く効いてくれるのありがたい。でもなぁ…個人的に困る副作用が2つだけある。「眠い」のと「性欲が死ぬ」こと。特に性欲のほうはひどくて、常に賢者モードの呪いがかけられてる感じ🤣
— ほっしー@メンタルYouTuber (@HossyMentalHack) February 14, 2022
ストラテラ
ストラテラを初めて飲んだ時、全く同じ感想だったな。私の場合は、砂嵐混じりのテレビをずっと眺めてたら、突然クリアになった感覚が近い。
— なちゅ。@お疲れ (@itacchiku) April 26, 2021
小島慶子さんがADHDの薬を服用し、驚いた感覚。「みんなこんなシーンとした世界に暮らしているの?」https://t.co/Qy9HUiquYJ
インチュニブ
服用中の発達障害のお薬の故か食欲減退体重増加が足踏み状態の息子について
— きなこ (@3h4m1) February 20, 2019
「やはり副作用の少ないインチュニブの方が」
という相談を真顔で主治医としているというのに息子が
「痩せてる方が学校で妹の体操服(2サイズ下)借りる時に難なく着用できて便利、俺は困ってない」
ママ、その話初耳。
コンサータ
コンサータ飲んでない頃の部屋の写真出てきました!!!!!!!!!!右が飲んだあとです。 pic.twitter.com/t0u3ZBCmBt
— 茶川描 (@tygwa_17) July 2, 2020
ビバンセ
今年も #ADHD治療剤 の薬価一覧を更新しました!
— でこ女/Decojo【発達障害の女性のためのコミュニティ】 (@decojo_hattatsu) March 12, 2021
1枚目:4月1日からの薬価
2枚目:3月31日までの薬価
✅ストラテラは先発、後発ともに10%強の値下げ
✅特にアトモキセチン40mgは18%も値下げ
✅コンサータ、ビバンセ、インチュニブは改定なし! pic.twitter.com/f9NbWkoHqz
解説
抗うつ薬として日本で広く用いられるのは新規抗うつ薬のSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)、SNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬)、NaSSA(ノルアドレナリン作動性・特異的セロトニン作動性抗うつ薬、Noradrenergic and Specific Serotonergic Antidepressant)です。
うつ病の薬物治療では、セロトニンやノルアドレナリンをしっかり働かせることが重要です。
ADHDの薬物治療はコンサータ、ビバンセ、ストラテラ、インチュニブの4本立てです。
関連
- kegg「医療用医薬品 : パキシル」
- 大塚製薬「うつ病のお薬について(薬の種類や副作用の解説)」
- 「NaSSA(ノルアドレナリン作動性・特異的セロトニン作動性抗うつ薬)の解説」(日経メディカル)
- 重村淳「震災に伴うPTSDにどう対処するか?」(日経メディカル、2011年4月4日)
- 「注意欠陥・多動性障害(ADHD)治療薬の解説」(日経メディカル)
- 小又 理恵子「ビバンセ登場で増える治療の選択肢」(DIオンライン、2021年12月27日)
- 小又 理恵子「中枢刺激薬は昼の食欲低下に注意」(DIオンライン、2021年12月28日)
- 小又 理恵子「ADHD治療薬単剤で効果不十分な場合は」(DIオンライン、2021年12月30日)
参考
- 立川靖之『医者からもらった薬がわかる 実用ガイドブック』(宝島社、2019年)