『医者からもらった薬がわかる 実用ガイドブック』第3章「生活習慣病」を参考にして、糖尿病治療薬に関するツイートを集めました。
今日のお薬
今日のお薬は最初の6種類が経口血糖降下薬、最後の2種類がインスリン製剤です。
商品名 | 一般名 | 分類 | 主な適応 |
---|---|---|---|
メトグルコ | メトホルミン | 経口血糖降下薬(ピグアナイド薬) | 2型糖尿病 |
アクトス | ピオグリタゾン | 経口血糖降下薬(チアゾリジン薬) | 2型糖尿病 |
ジャヌビア | シタグリプチン | 経口血糖降下薬(DPP-4阻害薬) | 2型糖尿病 |
アマリール | グリメピリド | 経口血糖降下薬(スルホニル尿素(SU)薬) | 2型糖尿病 |
ベイスン | ボグリボース | 経口血糖降下薬(α-グルコシダーゼ阻害薬) | 糖尿病の食後過血糖の改善 |
スーグラ | イプラグリフロジン | 経口血糖降下薬(SGLT2阻害薬) | 2型糖尿病(1型糖尿病も) |
ノボラピッド | インスリンアスパルト | 超速効型インスリンアナログ製剤 | 糖尿病 |
トレシーバ | インスリンデグルデク | 待効型溶解インスリンアナログ製剤 | 糖尿病 |
Tweets
メトグルコ(ピグアナイド薬)
手打 焔さん@那須塩原市
— 正之介‼️ (@002Abesystem) September 3, 2018
ワンタン麺‼️😊
本日も隠密抜けがけの逸杯❗️
メトグルコ💊も必要だがそれ以上のヤクを注入しないと死んじゃう😅
間に合って良かった〜❣️
今日もご馳走様🈵🤣‼️ pic.twitter.com/uUXkfXvY6p
アクトス(チアゾリジン薬)
糖尿病は嫌だけど、その治療薬「アクトス」の副作用「急激な体重増加」という項目に少しでもトキメいてしまう僕はもはや末期
— ぽんぽこ (@ponpoco_belly) June 26, 2019
ジャヌビア(DPP-4阻害薬)
新型コロナの内服薬『モルヌピラビル』、名称の由来がミョルニルと聞いて。
— アルケミノート@新LINEスタンプ『理科ねこ栄養素』・3/19-22てづバ (@Sn50T) October 5, 2021
薬の名前が神話由来ってイイですよねーーーヤヌス神のジャヌビアとか、ケプリ神のイーケプラとか好物ですねーーー錬金術みがあって。
アマリール(SU薬)
ありがとうなのだ!主治医には副腎性ぽいって言われてるし不眠と鬱のストレスなのだなぁ…とりあえずアマリール増量で様子を見てるところなのだ
— 何をやっても身につかないアライさん (@minitsukanArai) February 4, 2022
体重はそこまででもないけど半月板怪我してるから自転車かなんかはじめたいのだ
ベイスン(α-グルコシダーゼ阻害薬)
血糖下げたいけど下がらないこんな世の中じゃ #ベイスン
— かにはちでい@一生自粛したい (@kanihachi_D) February 29, 2020
スーグラ(SGLT2阻害薬)
YouTubeをこちらで一緒に始めることになりました!!!
— chika BBJ出る🦆要生存確認 (@chika_bodymake) December 24, 2021
アラサーという大人のライフスタイルvlog!
各々の企画もこちらにupする予定です✨
年明け
私は医療ダイエット薬
リベルサスとスーグラのレポも載せようと思ってます!
食欲抑制してます!
これからちかりりーvlogをよろしくお願い致します☺️💕 https://t.co/SWvqyRvXUq
ノボラピッド(超速効型インスリンアナログ製剤)
左が夜8時に食事なし・ノボラピッド4単位打った時の数値で、右が5時間後…
— 信者ミサイル猫(低浮上)@LINEスタンプ販売中のゴリラ教信者 (@GorillaBeliever) August 1, 2021
4×80=320
437-320=117
大正解やんか!(*゚∀゚*)#1型糖尿病 #カーボカウント pic.twitter.com/7YYUVdmFku
トレシーバ(待効型溶解インスリンアナログ製剤)
ひっぺがしたトレシーバのシールでカップ麺の蓋を止める悪い患者 pic.twitter.com/5pbKEB7S5G
— こてつ(ONO,Tetsuo) (@g_plains) September 22, 2021
経口血糖降下薬 解説
経口血糖降下薬は7種類ある。
まず、インスリンの効きをよくする「インスリン抵抗性改善系」がピグアナイド薬とチアゾリジン薬である。
次にインスリン分泌を促す「インスリン分泌促進系」に分類されるのがSU薬、DPP-4阻害薬、速効型インスリン分泌促進薬(グリニド薬)である。 SU薬は膵β細胞からインスリンを叩き出すイメージ。一方、グリニド薬は膵β細胞をいたわりながらインスリンを出させるイメージ。
そして、糖の吸収や排泄を調節する「糖吸収・排泄促進系」がα-グルコシダーゼ阻害薬とSGLT2阻害薬である。 α-グルコシダーゼ阻害薬は小腸で二糖を単糖に分解するのを阻害して糖の吸収を遅らせる。 SGLT2は近位尿細管で糖を再吸収している。これを阻害して糖排泄を促進する。
ちなみに、SGLT2をコードする遺伝子であるSLC5A2は腎と精巣で特異的に発現している。
インスリン製剤 解説
インスリン製剤にはインスリンアナログとヒトインスリンがある。それぞれで速く効くものと長続きするものがあり目的に応じて使い分ける。
参考
- 立川靖之『医者からもらった薬がわかる 実用ガイドブック』(宝島社、2019年)