今回は源泉徴収、年末調整、確定申告、医療費控除、寄付金控除といったとっつきにくい分野について考えます。
分かるまでは取っ付きにくいが分かってしまってからはどうってことないです。
源泉徴収から寄付金控除までさくっと分かる
会社に勤めている人は毎月の給料を受け取る前にすでに所得税を引かれています。これを源泉徴収と言います。
年末になると1年間の給料が決定します。その時点で定まる最終的な所得税の額と源泉徴収で支払った所得税の額との差を調整するのが年末調整です。もし源泉徴収で多く取られていた場合は払いすぎた分が戻ってきます。
普通の会社員は確定申告を行う必要はありません。しかし、医療費控除やふるさと納税での寄付金控除を受けたい場合は確定申告を行う必要があります。
医療費控除制度では、1年間にかかった医療費の額に応じて所得控除を受けることが出来ます。またふるさと納税をした場合は寄附金控除により所得控除を受けられます。