恒星間ボトルメール

Interstellar Message in a Bottle

脳と神経の病気のお薬

今回は宝島社『医者からもらった薬がわかる 実用ガイドブック』第4章「脳と神経の病気」を参考にして神経系疾患のお薬に関するTweetを調べていきます。

今日のお薬

商品名 一般名 分類 主な適応
デパケン バルプロ酸ナトリウム ヒダントイン系抗てんかん てんかん
テグレトール カルバマゼピン ヒダントイン系抗てんかん てんかん
ビ・シフロール プラミペキソール塩酸塩水和物 非麦角アゴニスト(ドパミンアゴニスト) Parkinson病
アリセプト ドネペジル塩酸塩 コリンエステラーゼ阻害薬 Alzheimer型認知症
レミニール ガランタミン臭化水素酸塩 コリンエステラーゼ阻害薬 Alzheimer型認知症
イクセロン リバスチグミン コリンエステラーゼ阻害薬 Alzheimer型認知症
メマリー メマンチン塩酸塩 NMDA受容体拮抗薬 Alzheimer型認知症

イクセロンパッチ以外は錠剤です。

Tweets

デパケン

テグレトール

ビ・シフロール

アリセプト

レミニール

イクセロン

メマリー

解説

てんかんとは、大脳皮質ニューロンが異常に興奮することにより発作症状を繰り返す慢性の中枢神経疾患です。発作型により部分発作と全般発作に分けられます。部分発作の第一選択薬はカルバマゼピン(商品名:テグレトール)など、全般発作の第一選択薬はバルプロ酸デパケン)です。

体を動かしにくくなることが特徴のParkinson病ではドパミンが不足しています。したがってドパミンアゴニストに代わりにはたらいてもらうことが治療になります。

Alzheimer型認知症の治療にはドネペジル、ガランタミン、リバスチグミン、メマンチンが使い分けられています。メマンチンだけがNMDA受容体拮抗薬でそれ以外の3剤はコリンエステラーゼ阻害薬です。 コリンエステラーゼ阻害薬は神経伝達物質アセチルコリンの分解を防ぎ、アセチルコリンによるシグナル伝達を維持します。NMDA受容体拮抗薬は、神経伝達物質グルタミン酸がNMDA受容体に結合を防ぐことで効果を発揮します。

参考

  • 立川靖之『医者からもらった薬がわかる 実用ガイドブック』(宝島社、2019年)