前回に引き続き、かぜなどの感染症のお薬を見ていきます。
今日のお薬
抗菌薬
- パセトシン(ペニシリン系)
- フロモックス(セフェム系)
- メイアクト(セフェム系)
- セフゾン(セフェム系)
- ホスミシン(ホスホマイシン系)
- クラリス(マクロライド系)
- ジスロマック(マクロライド系)
- クラビット(ニューキノロン系)
抗インフルエンザ薬
Tweets
パセトシン
風邪ひいたらパセトシン飲んでこれ食っとけば治る(適当) pic.twitter.com/eAGLsgnm0M
— つぼっぴ (@nsliyi) April 21, 2018
フロモックス
クラリスよりはフロモックス派ですが、名前はクラリスの方が好きです。そして名前で一番好きなのはジスロマックとバルトレックです。ロボットか魔法の名前にしか見えてないわたしの脳みそかわいい💖
— 桜井青 (@ao_sakurai) February 21, 2018
( ´・◡・`)#風邪良くなってきました
メイアクト
★大失敗から学んだ私の皮膚科の選び方
— トレえみ (@emiry_oinari) November 13, 2020
・症状だけでなく生活の様子まで聞いてくれる。
・薬の塗り方、つける量を詳しく丁寧に教えてくれる。
・メイアクト、セフゾン、フロモックスを処方しない(お世話になっている先生曰く、この3つはほぼ効果がないそうです。)
・カルテに症状以外の事もたくさん
セフゾン
ファイザーワクチン2回目から4ヶ月と2週間
— Atsuko Yamamoto🇯🇵 (@piyococcochan2) February 22, 2022
人生で初めて原因不明で左顔面が腫れてる。痛くないけど真っ赤になって触ると硬い。放ってたら顔に穴が開くと旦那に脅されて、レボフロキサシン500mgとセフゾン飲んでアクリノール湿布した。
私の免疫ヤバい。これはHIV。
ホスミシン
回腸末端炎🔥だそうです。。。
— めーち🅿️忍者[シモノセキRM046•JO4JVD] (@JO4JVD) March 16, 2021
苦しい。。。
そして、ホスミシン、デカすぎる。#ホスミシン #meiji #整腸剤 #回腸末端炎 pic.twitter.com/fObV6V6xaZ
クラリス
おはようございます。
— 童夢☆彡 (@child_dreamer) October 11, 2016
東と西の写真です。雲は薄っすら、丹沢大山は久しぶりにくっきり。天候が良くなる前兆の相模っ原です。
今日は14時にピロリ除菌確認検査。8時以降は食事も喫煙も禁止なので早起きしています。薬のクラリスはもう勘弁して…
今日も宜しくです。 pic.twitter.com/lKYjVZN8rV
ジスロマック
薬局で過去に具合が悪くなったお薬はありますか?と聞かれると真っ先にジスロマックと答えてしまう。ジスロマックはダルさが強烈に出るので、代替があるなら飲まずに済ませたい…
— KNBR(64.5kg) (@knbr77) February 24, 2022
クラビット
#ワクチン副反応
— くまじ🍀 (@kumaji_zz) July 27, 2021
クラビットもカロナールもいまいち効かない💊
明日、休みでよかった。。 pic.twitter.com/Zof0zLoVdg
タミフル
2009年の新型インフル流行のとき、厚労大臣として私は「検査と隔離」を徹底させたが、現場の医師達から医療崩壊の危険性を指摘され、タミフルのような薬を飲ませて自宅で隔離静養させることが最善だというアドバイスをもらい、そうした。結果はOKだったが、オミクロン株についても多分同じではないか。
— 舛添要一 (@MasuzoeYoichi) January 4, 2022
イナビル
こんばんは🌆
— はらいそ (@Oife8hTmjDs1LRx) January 24, 2020
今日余りにもしんどかったので会社を早退。
診察時は出なかったのですが、今見たら、Aのところに薄いラインが💦
一応、予防処置的にイナビル吸引済みです🤣
セブンの坦々麺とビールで悪霊退散!🤣 pic.twitter.com/3RUYNelzGh
リレンザ
昨日の北鎌倉の円覚寺🍵
— ぱりんこ (@parinkomesi8989) May 25, 2019
ゆっくりしてきました☺️
しかし、今朝から39度越えになり、リレンザを飲み始めました(>_<)💦
しばらく、寝ます💦 pic.twitter.com/aFcdNMz5n3
ゾフルーザ
インフルエンザの薬「ゾフルーザ」に宇宙の帝王感を感じたので声真似してみました👍 pic.twitter.com/yuXRFQaMCJ
— わかメあき@悪役声真似の人 (@wakametal) January 30, 2019
抗菌薬について
ペニシリン系とセフェム系はいずれもβ-ラクタム系です。β-ラクタム系は細胞壁合成阻害薬の代表的存在です。影は薄いですがホスホマイシン系も細胞壁合成阻害薬です。
マクロライド系はタンパク質合成阻害薬の代表選手です。
ニューキノロン系は拡散合成阻害薬です。濃度依存性をもつことが特徴です。
こちらのTweetをどうぞ。
「オーグメンチンで私のダラシンなバンコマイシンをパンスポリンしてホスミシン」なんて誘惑されてペニシリンをサワシリンされるとビクシリンでフルマリンですよ
— はる㌧🐖🕯️ (@dmpig_hrtn) May 11, 2020
え?これってオゼックス?なんて野暮な質問したら「もう、バナン!」て可愛く怒られてオラペネム!って頑張るもあっけなくフィニバックス
抗インフルエンザ薬について
タミフル(一般名:オセルタミビル)、リレンザ(ザナミビル)、イナビル(ラニナミビル)はいずれもノイラミニダーゼ阻害薬です。ウイルスが細胞外へと放出されることを防ぎます。
シオノギのゾフルーザ(バロキサビル マルボキシル)はキャップ依存性エンドヌクレアーゼです。mRNAの合成を妨げます。
ゾフルーザを取り巻く状況については、朝日新聞「インフル治療に新薬ゾフルーザ 専門医が慎重なワケは」を参照。
参考
- 立川靖之『医者からもらった薬がわかる 実用ガイドブック』(宝島社、2019年)