恒星間ボトルメール

Interstellar Message in a Bottle

かぜなどの感染症のお薬②

前回に引き続き、かぜなどの感染症のお薬を見ていきます。

今日のお薬

抗菌薬

抗インフルエンザ薬

  • タミフル(内服、ノイラミニダーゼ阻害薬)
  • イナビル(吸入、ノイラミニダーゼ阻害薬)
  • リレンザ(吸入、ノイラミニダーゼ阻害薬)
  • ゾフルーザ(内服、キャップ依存性エンドヌクレアーゼ阻害薬)

Tweets

パセトシン

フロモックス

メイアクト

セフゾン

ホスミシン

クラリス

ジスロマック

クラビット

タミフル

イナビル

リレンザ

ゾフルーザ

抗菌薬について

ペニシリン系とセフェム系はいずれもβ-ラクタム系です。β-ラクタム系は細胞壁合成阻害薬の代表的存在です。影は薄いですがホスホマイシン系も細胞壁合成阻害薬です。

マクロライド系はタンパク質合成阻害薬の代表選手です。

ニューキノロン系は拡散合成阻害薬です。濃度依存性をもつことが特徴です。

こちらのTweetをどうぞ。

抗インフルエンザ薬について

タミフル(一般名:オセルタミビル)、リレンザ(ザナミビル)、イナビル(ラニナミビル)はいずれもノイラミニダーゼ阻害薬です。ウイルスが細胞外へと放出されることを防ぎます。

シオノギのゾフルーザ(バロキサビル マルボキシル)はキャップ依存性エンドヌクレアーゼです。mRNAの合成を妨げます。

ゾフルーザを取り巻く状況については、朝日新聞「インフル治療に新薬ゾフルーザ 専門医が慎重なワケは」を参照。

参考

  • 立川靖之『医者からもらった薬がわかる 実用ガイドブック』(宝島社、2019年)