急性腹症
『急性腹症診療ガイドライン2015』で、「急性腹症とは、発症1週間以内の急性発症で、手術などの迅速な対応が必要な腹部(胸部等も含む)疾患である」と定義されている。
平たくいえば、「急いで対処が必要な急性発症の腹痛」である。
急性腹症を呈する疾患は多岐に渡る。
鑑別疾患はガイドラインに詳しい。
今ここで10個挙げてみる。
ガイドラインの「第IV章 急性腹症の疫学」に頻度の高い急性腹症のランキングが掲載されていた。
それによると、「非特異的腹痛」が多いという。
急性腹症の超緊急疾患
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- MDCT: Multi Detector-row CT、多列検出器CT
参考
- 岡田 忍『腹痛に関するQ&A』(看護roo!、2016年)
- 急性腹症診療ガイドライン出版委員会『急性腹症診療ガイドライン2015』
- 医療情報科学研究所『病気がみえる vol.1 消化器 第6版』(メディックメディア、2020年)、p.17~18