第14回日本地学オリンピック一次予選（2021年12月）を解く

日本地学オリンピック一次予選

earth

毎年12月に、日本地学オリンピック（JESO）の予選が開催される。

今年は12月19日（日）にオンラインで開催された。試験時間は60分、問題数は60問であった。

jeso.jp

今回はこの予選問題を解いた。

結果

結果は48/60点であった。

得点分布表によると、受験人数は1582人、平均点は31.77点、標準偏差は9.14点だった。

偏差値を計算すると、67.8である。

地学ヤマのヤマ

問題中の重要事項を以下にまとめる。

• 古生代シルル紀に維管束植物が登場。
• 古生代デボン紀に両生類が登場。
• 古生代の3.5億年前以降は石炭紀・ペルム紀
• デーサイト質マグマは流紋岩質マグマより粘性が低い。

	超塩基性岩	塩基性岩	中性岩	酸性岩
火山岩		玄武岩	安山岩	デーサイト・流紋岩
深成岩	かんらん岩	斑れい岩	閃緑岩	花崗岩

• 1991年に雲仙普賢岳（長崎県島原半島）で溶岩ドームが崩壊することにより火砕流が発生した。

• 極循環は極偏東風をもつ。
• 大気の大循環により、緯度20°～30°の水蒸気がより低緯度もしくは高緯度に運ばれる。
• 日中は海風（海→陸の風）が吹く。
• 冬に海面で海水が冷却されるため、表層混合層は夏よりも冬のほうが厚い。
• ベガは主系列星。
• 銀河系には2000億個（10¹¹）の星がある。
• 銀河系のハローの直径は10万光年程度。
• 星は5等級上がれば100倍明るくなる。
• マンガンノジュールは太平洋に多く分布。

www.umeshunkyo.or.jp

まとめ

今回は今年のJESOの一次予選問題を解いた。

リンク

• NPO法人地学オリンピック日本委員会

jeso.jp