恒星間ボトルメール

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【世紀の大発見】社会保障の課題レポートが発掘されました!!

大学の社会保障の授業で作成した課題レポートがPCから発掘されました。このレポートに加筆修正を施して下に公開します。


現役世代が希望をもって働ける社会を目指して

1. 現役世代が希望をもって働ける社会

現代日本は労働にまつわる様々な問題を抱える。たとえば、非正規労働者問題や子育て問題、働き方の問題、年金問題といった課題がある。

以上の問題により、現役世代は安心と希望をもって働くことが困難になっている。

これらの問題に対処するために、社会保障制度を改革するべきである。具体的には、現役世代が働くことに対しての支援を充実させる必要がある。

2. 背景

数々の労働問題が山積する背景には、社会構造の変化がある。社会構造の変化により制度と社会の整合性が悪化し、その歪みが労働問題として顕在化している。

社会構造の変化の代表例が人口構造の変化である。少子高齢化と人口減少が進行するなか、社会保障制度の負担と給付のバランスが崩れている。

その典型的な例が年金である。年金の主な受給者である高齢者の人口に対して、働き手の人口が少なくなっている。このアンバランス問題を改善するために、労働力人口を増やす必要がある。労働者人口を増やすためにアプローチするべきなのは、子育て世代の女性やフリーター、元気な高齢者である。

労働力人口を増加させるために、数々の労働問題に対処して、現役世代を働きやすくするべきである。

3. 社会保障制度の各分野について

社会保障制度を「社会保険」、「社会福祉」、「公的扶助」、「保険医療公衆衛生」の4分野に分ける。

そして、現役世代を支援するために社会保障制度をどう改革すべか、各分野について考えたい。

3-1. 社会保険(医療・介護・年金)

非正規労働者の多くは、健康保険や厚生年金保険に加入できず、被用者として十分に保障されていない。制度改革を行い、正規労働者も非正規労働者も、被用者としての保障が適用されるようにすべきである。

正規労働者と非正規労働者の待遇格差には、社会保障制度の理念としての社会統合を脅かすという一面もある。社会統合は、社会の構成員一人一人が希望をもって社会参加する上での大前提である。したがってこの点からも非正規労働者問題は解決されるべきである。

3-2. 社会福祉

社会福祉の一分野である児童福祉に注目する。

児童福祉の領域においては、保育サービスと休業補償を充実させて、女性が育児期に仕方なく職場を離れるのを防ぐことが重要である。

労働と出産・育児の両立が困難であるのは、日本社会にとってだけでなく女性個人にとっても望ましくない。

女性だけが出産・育児の負担を負うことがないように保育サービスを充実させたり、離職しなくて済むように休業補償を充実させたりするべきである。同時に企業の意識や男性の意識を変え、女性が当然負担すべきという発想の修正も大事である。

3-3. 公的扶助

生活保護は受給者の社会復帰を効果的に促すことが期待される。

社会復帰を促す方策として、能力開発と職業訓練もある。

どの業界に就職するという問題があるが、もちろん、受給者各人が本人の適性に基づいて業界を選択するのがよいだろう。介護・福祉業界は売り手市場である。職業訓練を受けて、これらの業界に入るという選択肢は有力である。

社会保障には、医療・介護・福祉業界における雇用を作り出すという側面もある。それゆえ、社会保障を充実させることで、働きたい生活保護受給者に雇用を用意することができる。

3-4. 保健医療・公衆衛生

疾病予防や健康づくりを進めることで、人々のQOLを上げ、各人を体力的に働きやすくできる。疾病予防、健康づくりは、特に、高齢者の社会参加を促進する効果が見込める。元気な高齢者が増え働き手となることで、労働力人口の不足を補うことができるだろう。

穏やかな老後生活を夢見る高齢者にとって労働は望まぬことかもしれない。しかし、寿命が伸び老後の期間が長くなっていることを考慮すると、致し方ない。高齢者が頑張れるよう保健医療・公衆衛生分野を充実させる必要がある。

4. おわりに

人口減少と少子高齢化が進行するなか、社会保障制度を維持するために、労働力人口を増やす必要がある。

労働力人口を増やすためには、働きたくても働けていない人々にアプローチするのがよい。同時に労働環境を改善して、働きたいのに働けなくなってしまうことを防ぐことも効果的である。

働きたくても働けていない人が働けるよう、さらに現在働いている人がこの先も働き続けられるよう、社会保障の範疇で様々な労働問題に対処していくことが求められる。

(1827文字)

参考文献

str.toyokeizai.net


レポートの内容は以上です。