恒星間ボトルメール

Interstellar Message in a Bottle

日課

 「千里の道も一歩から」や「急がば回れ」は使い古された垢まみれのことわざであるが,近頃その意味を今までよりも身に沁みて実感している.

 大きな夢を抱いたとき,その夢の大きさとその実現までに立ちはだかる壁の高さに尻込みしてしまう.そして時に,その壁に一気によじ登ろうとして短期集中的に努力するが結局身に付かないということもよくあることである.典型的な「急がば回れ」である.だが,人間が何かをマスターするためには何ヶ月も何年も継続して取り組むことが必要である.数時間あるいは数日,あるいは数週間努力して実を結ばず自分に才能がないと諦めるのは諦めが早すぎる.世間で何かの才能があると言われる人は人知れずその事に執着して努力している.私がそしてあなたが本当にその人のような高みに達したいのならその人以上に努力しよう.あるいは努力するだけの情熱を注げないなら他のことに目を向けよう.

 目指す目標が決まったのなら,数年後にその目標を達成している自分を思い描いてそこまでの道のりを一年単位,一月単位,一週間単位,一日単位の距離に切り分けよう.これが「千里の道も一歩から」である.継続してコツコツ何かをやるための一番簡単な方法は毎日取り組むことである.取り組むべきことを毎日の日課にしてしまうことで日課が自分を夢の実現まで連れて行ってくれることだろう.

 以上,高い目標の実現を目指す私とあなたに送る檄文でした.