これから『データ駆動東洋医学』の時代が来るかもしれません。「データ駆動」はデータを基に何かを考えることを意味します。「東洋医学」は漢方医学や鍼灸医学をまとめた概念です。
現代社会ではビジネスやテクノロジーやサイエンスなどの様々な領域でビッグデータが活用されています。科学技術の領域では今までの限られたデータからは分からなかったことがデータ駆動の研究により次々と明らかになっています。
この波が東洋医学の世界に来たら面白いことが起きそうです。東洋医学の特徴は個人個人の体質を考慮することなので、統計学的なデータサイエンスとは一見相容れないかもしれません。しかし、その先入観を忘れて人体のビッグデータを分析したら東洋医学を新しい視点で見ることができるはずです。足裏と心臓の間に相関関係が見つかり足つぼが有効なことをデータから説明することができたりするかも。